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特別なある日のインタビュー

一度はどこかで読んだ事のあるお話しだったりもするけれど、
ブログには全くあげていなかったので、「ある日」関連の
ロングインタビューとして今日みかけた一つを
あげてみます。
映画公開前のインタビューなので最新ではないですが。。。

ある日、'ふと、映画界が発見した俳優キム・ナムギル
[ウーマン、東亜(トンア)日報]
映画<無頼漢>でカンヌ映画祭で好評を受けて、
<パンドラ>で興行パワーを立証したキム・ナムギル。
荒いイメージで愛されていた彼が帰ってきた。
映画の中の人物のように温かくて深い内面を持った彼と
向い合ったとても特別なある日。
 
俳優キム・ナムギル(37)といえばまず頭の中に
描かれるイメージは'乱暴な男'だ。
彼をスターに上げた代表作のドラマ<善徳女王>をはじめ、
<悪い男>、映画<海賊:海に行った山賊><無頼漢><パンドラ>などで強い男らしさを発散してではないだろうか。

そんな彼が、最近は映画<ある日>を通じて一味変わった姿で観客に会っている。 彼は映画の中で根は愉快で胸が深いが、二ヵ月前、妻に先立たれ、失意に陥った保険会社課長カンスラは人物として登場する。 カンスは病院で偶然に植物人間状態の視覚障害者のミソ(チョン・ウヒ)の魂に出会う。

母に捨てられたミソと妻を失ったカンスが心の傷を治癒していく過程を描いたこの映画は観客に絶えず聞く。 愛する人から離れなければならない人と愛する人を送らなければならない人のうち誰がより大変かと。
映画の封切を控えて会ったキムナムギルは、この問いに対して"鶏が先か、卵が先かを問うことと変わらないが、人間なら誰でもあわなければならない死であるに深く考えてみる価値があると考えられる"、"この作品を通じて、カンスのように、愛する人を失って自己憐憫におぼれた人たちに肯定的なメッセージを伝えたくて出演した"と明らかにした。

"最初は演技する自信がなくて固辞したが、数ヵ月後、シナリオを読み返しながら悲しい、痛かったです。 私が経験した痛みと悲しみ、治癒の感情を観客たちも感じることができればと思います。"

▼作品を選択する基準が何ですか。 

以前はキャラクターを重視したが、今は、物語の力が一番重要だと思います。 私たちの周囲にある話、多様性について多くの悩みをできる作品、私が誇りを持って観客の共感を誘発できるシナリオを選考します。 例えば<ある日>で扱った尊厳死に関する問題だけでも賛否両論拮抗するが、どちらが正解とは断定しがたいです。 そんなに様々な可能性を開いておくことができる、必ずメッセージがなければならないのではないが、穏やかに考えて見られる作品に最近はもっと目が向きます  。

▼死について、真剣に考えてみたことがありますか。

もともと肯定的なので否定的な考えをよくしないが、最近健康が悪化し、心が萎縮したため、生活はつらい、本当に生きづらいな、と思う時があります。 家の長男であり、家長として持つ責任感のためにできるならそんな考えをしないようにと思うけど、健康に悪い状況がドミノのように続いて俳優として生きるのがちょっと辛いときは極端な考えもしました。 この映画の状況と反対に私が体が痛くて生死の境をさまよったら私は延命を望まないようです。 周りの人たちが私のために大変なことも耐えがたくなるよう、私は少しでももっと美しい姿の時に生涯を終えたいという思いがあるんですよ。 しかし、外国映画を見ると、尊厳死を望む人の口に薬を入れたんですが、いざその状況になれば、飛び起きていくこともあります。'こんなに早く私が死ぬことを願っていたの?'と、いいながらです(笑)。

▼これまで演じたキャラクターのうち、実際の性格と最もよく似ていた人物は誰ですか。 

以前には私が艶がなくて暗いキャラクターを主に引き受けたからなのか実際の性格もそうだと思う方々が多かったんですよ。 私を近くで見守った人々は<海賊:海に行った山賊>で演技した山賊親分チャンサジョンキャラクターが普段の私と最も重なるといって。 ところで私は<ある日>のカンスと私が非常に似ていたという気がしました。 それでカンスを気楽に演技できました。

▼ドラマ〈悪い男〉で演じた'悪い男'キャラクターと今回の作品で演じた純粋男の中で実際にはどちらに近いですか。

悪い男のように生きてきたこともあって、カンスのように純情派で生きたこともあります。 相手や状況に応じて変わるようです。 確かなのは、悪い男も、自分の中に住んで、純情な姿も、自分の中にいるということです。 天然でコミカルな面も。 ははは。

▼高等学校の時に会った演劇に対して演技をするようになったと聞きました。 どんな作品だったんですか

シェークスピアの4大悲劇の一つである〈リア王〉です。 リア王のマッチョ的な姿がすごくカッコよかったです。 台詞たちも、まるで私にする話のようであったしです。 その演劇を見ながら、私も舞台の上で観客や感想をやり取りしながら演技する人になりたいという考えをしました。

▼演劇をして2003年MBC公開採用タレントでデビューした特別な理由があるのですか。 

公演する先輩の勧誘で試験を受けました。 その当時にはうまく行った先輩がみな公開採用タレント出身でした。 特にその時はMBCドラマが強勢なのでMBC公開採用タレント試験に合格すれば、ばら色の未来が展開されると思いました。 だが、そのような時期はこなかったです。 その頃雨後の筍のように出てきた大型企画会社で輩出した新人が主な配役を取り出して公開採用出身は小さい役割から始めなければならなかったんですよ。 その時は役割が小さくて挫折するより舞台で公演した習慣がよく直せなくて大変でした。 放送環境に簡単に適応できなかったんです。 カメラ前に立つたびにしかられることが常だったんですよ。 私に演技者としての資質があるか、疑問に感じる時も多かったんです。

▼そんな時間が演技生活に薬になったんですか。
多くの助けになったんです。 人気に振り回されたり、こだわらない方です。 2009年〈善徳女王〉のピダム役で急にたくさんの愛を受け、そのおかげで人気が何かも実感することができたが、その期間がそれほど長くはなかった。 不本意ながら多くのことを降ろし始めながら登るよりよく降りていくほうがもっと重要だということを悟りました。 10年以上忠武路のブルーチップと呼ばれているが、私を必要とする作品があるということだけでも俳優として感謝した事ではないかと思います。

▼不本意に多いことを下ろすことになった契機が軍入隊をいうようだが、2010年<悪い男>が人気の下に放映されている時突然入営通知を受けて惜しんだファンたちが多いです。 本来交通事故後遺症が深刻で軍免除を受けることができる状況ではなかったんですか。

 本当に軍隊に行かなくてもかまわなければ兵務庁からこないでくれとしたでしょう(笑). デビュー当初の交通事故が大きく十字靭帯もなくて、あれこれ手術をたくさんして公益勤務判定を受けました。 その時は俳優で盛んに認められ時に入営通知を受けて私もやはりたいへん残念だという考えになったが、どうせすることならば上手にしようという気持ちで訓練所でもとても熱心にした思い出します。 そうしたのに過ぎて見るのでそれが公平だという気がします。 その場はホットしたようでも軍隊行ってくれば誰でも初期化されますね。

▼結婚を考える歳じゃないですか。 結婚したい女性像がありますか。

私をよく理解してくれる心が広い人なら良いです。 そんな人と私が幸せな時に結婚したいです。 私の周りの既婚者たちがこのような助言をしてくれました。 "結婚は愛を離れて幸せになろうとすれば失敗する。 誰かを通じて幸せになろうとすれば期待値が及ばなかった時、不信や裏切り感、変わった状況のために関係が悪化している。 特定した女性像を追わずに、君が幸せでその幸せを分けてあげたい時に結婚してこそ幸せだ"って。

▼今はどうですか。

不幸です。 ハハ。大変ですね。

▼チョン・ウヒさんをどんな俳優だと考えるのですか。 チョン・ウヒさんが心配していましたよ(笑)

小さい体格であるのにエネルギーにあふれています。 私がアドリブをした時も、瞬発力をもってよく受けてあげるなどで相手を配慮して理解しようとしています。 現場でも乱れないでずっと共同体意識を持って共にしようとしましたよ。 その年齢にそのようなことが出来る俳優は多くありません。

▼映画の中‘ある日’はどんな意味だと考えるのですか。

 日常的なある日なのに、特別な状況ができて特別になるそのような日です。 

▼再び戻ってみたいある日がありますか。 

ないです。 私はまさに今、今日だけ生きます。 ハハ。 

▼10年後にはどのように暮らしているでしょうか。 

人としてはより一層成熟していることを願います。 だが、俳優として分別がつきたいつもりはないです。 本質的に何が重要かはずっと悩んで深く考えるだろうが、分別がない子供のような姿にずっと残りたいという風があります。 分別がつけば考えが多くなって私らしく生きられないと思います。 周囲の視線や偏見に巻きこまれないで私が知っているほど信じながら私らしく生きることが重要なようです。



「ある日」関連のインタビューは読んでて心配に
なるような、心が痛むような部分もあり、ブログに
アップする気が一時は失せてたりもしました。
先日の来日の姿をみて少し安心した事もあり、
時間的にも少し落ち着き、ようやく向き合うことが
できた感じです。
いつも達観してるようなナムギルさんですが
このインタビューで最後の答えが一番好きです。
10年後も俳優をやってる前提で話していることも
嬉しいですが「分別がない子供のようでありたい」
というところ。
私が最初に魂を売った男❪笑 忌野清志郎もこういう
考えの持ち主だったと思います。
「NAUGHTY BOY」というアルバムもあるぐらいです。
こういうのって男のロマンなのかな。
いや、でも人としては成熟していたいと言っているので大人かな。
今回ご本人も言ってますが物事の本質をみようとするスタンスは
相変わらずですね。
考える大切さも時に考えない大切さも解ってるナムギルさん。
年下と思えない横顔を持ってます。

Comments 2

waka

久しぶりのコメですみません😅
最初に魂を売った男は 忌野清志郎でしたか!
同じくです~~~嬉しいです💖
まだ10代の頃…懐かしいなぁ♪
あれから 〇十年後に 全身全霊持って行かれる程 好きになった人と根本的な部分が似ていたとは…今更ながら驚きです!
たぶん今後 これ以上好きになる人は現れないと確信しているので (笑)
好きだった清志郎の分まで応援していきたいと思います💕

  • 2017/05/17 (Wed) 23:55
  • REPLY
MINAM!
Re: タイトルなし

wakaさん

こんばんは~✨
> 久しぶりのコメですみません😅
いえいえ~ありがとうございます!

> 最初に魂を売った男は 忌野清志郎でしたか!
> 同じくです~~~嬉しいです💖
> まだ10代の頃…懐かしいなぁ♪
わぁー!そうなんですか?私も嬉しいです(*^^*)
私も10代の頃、今のナムギルが好きなのと同じように
大好きでした。その後も、だいぶ落ち着いた感じには
なったものの、最後までずっと好きでした。
> あれから 〇十年後に 全身全霊持って行かれる程 好きになった人と根本的な部分が似ていたとは…今更ながら驚きです!

ナムギルはキヨシローと違ってかなり饒舌ですけどね笑

> たぶん今後 これ以上好きになる人は現れないと確信しているので (笑)
おぉっ!確信してるんですね。

> 好きだった清志郎の分まで応援していきたいと思います💕
ちょっとうるっときました(;_;)

  • 2017/05/18 (Thu) 01:07
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