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シネプレイのナムギル インタビュー印象的だったこと6


今更感ですが、まだ終わっていなかった感想を続けたいと思います。
志を同じくする制作者と俳優たちの熱い会話はとどまることを知らなかったようで夕食を挟んで再び事務室に戻り話は続いていったんですね。現在、最もナムギルが呼吸を合わせたい俳優はドヨンさんだそうです。他のジャンルで会いたいとの事でした。

ハンジェドク代表が「今、映画か恋愛か?」と聞くと当然のように「映画ですよ!」と答えるナムギル。「自分の全てをかけてもいいと思える女性が現れ旅行に行くことにしたその日に、ドヨンさんとの映画クランクインがあったらどちらを選ぶか?」という質問にもドヨンさんとの映画を選んだナムギル。それでいいですよね。

はい。乾杯~。

「女性の気持ちは私がなんとかして解いてみる事ができそうですがドヨン姉とのクランクインはまたいつになるかわからないじゃないですか」というナムギルのお答え。
それはそうだわね。でも旅行とかじゃなくてもっと突き詰めた質問だったらどう答えるのかな。
旅行だったらわざわざ大事な時に行かなくても
何度もチャンスがあるものねぇ~。「私と映画(仕事)とどちらをとるの?」と言われたら?。。。

また生まれたら映画制作者ではなくサッカー選手になりたいというナムギル。
それは代表も同じだったようで(^ ^)ドヨンさんは、ナムギルを知る前は思慮分別がなくて自分の趣に生きる子だと思っていたとか。
それがそうではなく考えがあまりにも深い子だったと。恋愛をせず、変なやつです、などと言われていましたね笑


そこからナムギルの恋愛の話に。
恋愛が楽しくなくなってちょっと経つそうです。今は演技に、はまっていることもあるけれど若い頃は「愛」と「ロマンス」を混同していたりもしたようです、という話が面白かったです。

愛とロマンスがどう違うのか。
監督やドヨンさんは、ロマンスは一方的に自分から開始することで、愛は受け手があって関係性で行われる、
つまり片思いと愛、のような事かなどど色々聞くけれど、違うというナムギル。


「相手に対する単純な好奇心を愛と錯覚する場合があるがこれはロマンスに近いようです。一方、「愛」は好奇心を上回るより内密な感情」という事だそうです。ナムギルさん、ロマンスは何度かあっても愛はなかなかないのでしょうか。

愛はロマンスからはじまると思うけれど愛まで到達するロマンスが無かったのかな。
だから恋愛しないという事でもないでしょうけど
以前にナムギルさんは、「俳優」というのも、「会社員」などと同じく、職業の種類だと言っていました。
でもこのお仕事は、夢中になると恋愛もできなくなるほど魂をもっていかれるんでしょうか。
勿論、人にもよるでしょうけれどそれはそれで恋愛もする、というわけにはいかないんですかね。
いや、べつにしなくてもいいですけどね(^^;

ドヨンさんがナムギルに、「自分自身について何が知りたい?例えば占ってもらうとしたら、何を聞いてみたい?」と聞くと「いつ頃、私は楽になる事ができるだろうか?」と聞きたいらしいナムギル。

楽になるというのは、「心が」ということのようですが今は辛いんでしょうね。
とても、自分に厳しく悩み多きナムギルさんが
心配な時もありますが、本人曰く立ち直りもはやいとの事なのでその言葉に少し救われますね。
監督がその質問に自分がいつ死ぬか聞きたい、と答え死に方の話まで発展したようですね。

そんなこんなで午前0時。。。
先輩たちの温かいアドバイスがよかったです。

ドヨンさん「私は君が絶えず君の心に様々な刺激を与えたらいいと思う。演技の他にね。そして考えを少し単純化する必要はあるようね。君の選択を信じていかねばならないのに考えが多いと混乱するかもしれないから」

オスンウク監督「私はナムギルのように過去と現在を悩んで本当に良いと思う。芸術家 俳優にそんなものがなければ活力も
発展もないようだね」ハンジェドク代表は言葉より強い無言のジェスチャーをくれたそうです。

ドヨンさんのアドバイスは女性らしい優しい感じがするし、監督のアドバイス、私もそう思う。。
ただし潰れる程、悩むのは言うまでもなく良くないですけど。
パクソンウンさんが午前3時に合流し歌まで飛び出して、とっても良い時間を過ごしたんですね。

で、この映画ジャーナリストの方が最後のほうに愛情を持って
書いてくれたことが嬉しかったです。最初に読んだ時に、涙が出た一文。

『存在だけで力になる先輩たちがいるというナムギルの言葉を
目の前で確認する瞬間だった。
「キム・ナムギルという人がとても恵まれたんだなぁ、
彼が今抱えた悩みが、彼を結局とても元気にすると確信した」』

いつも、悩み多きナムギルが心配で、心療内科にかかったりもしていたと聞いていたし、ちょうど前後してジョンヒョンの事とかあったり、そういう究極の選択はしないナムギルだと解ってはいても、やはりナムギルが苦しいと自分も憂鬱になったりするしだったので「その悩みが結局彼を元気に(健康に)する」という言葉にそんな風に考えもしなかったのでハッとしたというか安心したというか。そして、存在だけで力になる先輩たちが温かい気持ちしかないようなアドバイスをしてくれて心から良かったと思えました。
このインタビュー、良かったです。

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