インタビュー(4/4)

‘熱血司祭'は地上波ドラマでは珍しく視聴率が22%まで出てきた。
-ドラマが終わって司祭服を脱ぎました。 何が変わりましたか?
"お互いに恥ずかしくならないように任務を成しとげたし、その代価で次の機会を持つようになりました。 私は相変らず家に行って母が作ってくれる海苔とキムチ、時々はスパムが上がった食卓をうれしくもらうだけです。"
-愛して愛される平穏な日常ですね。
"両親とは親密な関係です。 幼い時から両親はどんな事でも率直に話してほしいと私に教えました。 私は両親と過度に多い対話をします(笑). 何も隠すことがないです。"
-特に心に残るセリフがありますか?
"ドラマ終盤に悪人であるイジョンゴンを(キム・ミンジェ)銃で撃とうとしてこんなことを言うんです。 ‘私が君に話す。 七回ではなく七十七回でも私が君を許す(マタイ18,22)’.
赦しという単語が私の心に残りました。許しは私たちを新しい道に導くようです。 誰でも隠された秘密があるでしょう。 聖人にも過去があり罪人にも未来があるというセリフがありますね。 私が誰かをそして誰かが私を許す時、人生の次のチャプターに移ることができます。"
このどれくらい‘恩恵深いことか'として彼が大きい声で笑った。 恩恵という話を彼の口で聞くのでより一層恩恵らしかった。 キム・ナムギルは無宗教だ。 彼は過去撮影のため立ち寄った寺でも3ヶ月の間一日も欠かす事なく108拝をした。 ふとこの熱血人間の宗教は親切と誠実であると言う気がした。
-もし時代の知恵者に会ったら尋ねたいことがありますか?
"私の未来、私がどんな道に行くことになるかは気になりません。 私の周辺の同僚がうまくいくのか、私の家族の健康が大丈夫なのかだけ気になります。"
-自身に対する気がかりなことは全くないですか?
"私は私の意志で動くことができます。 やってみたらみなどうにかなることになったのです。 以前には大きい事件が重要だったが、今は一日一日の小さい行為が重要なことを知っています。 与えられた時間を誠実に送ってみるならば何かが叶うというのを経験で学びました(笑). 明日どうなるかは誰も分からないです。 それで私は明日がないように生きます。 そのまま誠実に、よく(笑)."

私の周辺の同僚がうまくいくのか、私の家族の健康が大丈夫なのかだけ気になるというキム・ナムギル.
-最後に人生であなたが最も良くした決定三つを話してくれますか?
"最初俳優になったこと。 二番目、毎作品がうまくいこうがなるまいが私がそれをやることを選択したこと。 三番目、ギルストーリーを始めたこと。 目につく成果を出すことができなくて自ら叱責する時は、周辺で止める人が多かったです。 でも、私は人が、世の中が変わることができるということを心より信じてます。 すべてのことは相対的なので私は良い人でも傷つける人でもあります。 ただ、小さなNGOをすると私が良い人になりたいという決定をずっと確認して生きていくことになります。 その点が良いです。"
‘熱血司祭'が終わってもみんな自分を‘神父さん'と呼ぶので、‘これから‘聖人で生きるべきか悩み’と彼が冗談を言った。 彼は今の自身の成功を‘ささやかな成就'と位置付けている。 私はキム・ナムギルのそのような淡々とした聖人らしい態度がとても気に入った。 生きていってふと分からない恐れに包まれる時、悲哀に満ちた彼の寛容な声を思い出すだろう。
"夢見るから不安ではありません。 神様お言葉のとおり生きてくれてありがとう。"-ドラマ‘熱血司祭'より
[キム・ジス文化専門記者]
まずは叫びたい。
私たちのキムナムギル俳優は宇宙一!
内面も素敵なめっちゃいい男(≧∀≦)だから大好き
このインタビューを読んでいて、つくづく「あぁ、、この人は」と共感というか
感心しました。今までにも何度もそういう彼を発見できたから
好きになったのだけど。
「明日が無いように生きる」理由もいいし
熱血司祭のヒットにも浮かれず「自分の責務を全うしただけ」というのもいいし
これまでにした人生の最良の三つの選択の内容に至っては、なんかもう涙でそう。
カッコよくもあるんですよね。
俳優としての彼が好きだけれど、普段の彼の人格にも惹かれます。
この思慮深さや人格だから、素敵な演技ができると思う。