復習2「熱血司祭」最終話 感想
熱血司祭最終話の感想をあげずにここまで来てしまい、このまま2019年を終えるのはスッキリしないので改めて復習したいと思います。
昨夜、改めて日本語字幕版を18話から最終話まで観ました。結局午前3時ぐらいまでみちゃったんですけど何回みても見入っちゃうのが良作なんでしょうね。
ナムギルさんの演技が韓国でよく言われる名品演技なのは言うまでもないんですけど、キムヘイルは表情がチャーミングですね。ナムギルさんは表情豊かなキャラをしたらすごく引きたつ魅力があるなーと改めて。。。
ホイムもピダムもそうなんだけど。
すごい細かいところなんですが18話でギョンソンの家でギョンソン、ク、ソ刑事、ヘイルで作戦会議?をしているときに金庫の金が入った袋に発信機を仕掛けた話をしてるシーン。
いつ?とク刑事に聞かれヘイルが「さっき」(アッカ)っていうシーンがあるんだけど、ここの言い方(声)と表情ツボなんです。台本に「アッカ」って書いてるだけでしょ?なのに惹きつけられちゃうなぁ笑
さて、最終話。無機質なコンクリートの建物内に全身黒づくめで目だけ刃物のように光らせたヘイルがジョンゴンと対峙している19話の続きから。
因みにこの建物が異様な雰囲気で、あの階段も奇妙だし何だろうな~と韓国放送当時、気になって探してみたところ
抱川市にあるデジン大学(大真大学)の体育館の地下だそうです。他にも沢山のドラマや映画でも使われていたみたいですね。芸能人の卒業生も割と多いらしい。
大勢のチンピラ共を無駄な動きのない戦い方で次々と倒していくヘイル。
最後にイジョンゴンに銃を突き付けます。「撃て」「俺とお前は同じだろ」と挑発するジョンゴン。
駆けつけた仲間たちは、撃たせまい、こっち側にヘイルの心を戻そうと
必死で言葉をかけ続けます。
緊迫した状況。
突きつけた銃口はイジョンゴンの額を狙ったままですが、手も震え次第に目から殺気がなくなっていきます。ここはナムギルさんの演技の素晴らしいとこですけど、銃を構えていても途中から眼が変わるんですよね。その時点で撃たないなと伝わりました。
シスターの台詞もいいです「ここにいる人は仲間で味方で神父さんに救われた人です。あとは自分を救って下さい」
いばらの道を独り行くのではなくて、もうヘイルはそんな事しないでいいのですよね。
そしてナムギルさんも名台詞の一つとして挙げている
「7回どころか77回許すべきだ」というのが出るわけですよね。
この言葉はマタイによる福音書十八章からの引用した形で告げられるので本当に神父さんらしい言葉です。
(参考:そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
イエスは言われた。
「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」)
銃を下ろしたタイミングで頰をつたう一筋の涙。。。美しいです。
身体は要員でも心はもう神父以外の何者でもなかったキムヘイル。
きっと亡くなったイ神父も微笑みながら頷いている事でしょう。
手錠をかけられて連行されるジョンゴン。
ヘイルにも笑顔が戻ってほっとした瞬間
ジョンゴンが往生際悪く最後の悪行に出ます。全くこいつはどこでまでもヘイルに固執する奴です。クデヨン刑事が正当防衛で撃った銃弾は胸に。絶命するジョンゴン。
そんなジョンゴンにさえ神の慈悲を乞うてやるヘイル神父。
そしてイ神父の無念の死も晴らされ全て解決。
クダムカルテルの面々も皆、収監されて、てんやわんやの不協和音、死人に口無しのパク議員に罪をなすりつけようとしたところが、大反転があり脚を組みながら車椅子で登場するパク議員。ここも面白かったです。
収監されおかっぱ頭から短髪になったチャンリョンに面会に行くソンサック。このシーンも良かったなぁ。
まだ素直になれないチャンリョン。
ソンサックも彼を許していますよね。度量の大きい奴です。自分へのいびりだけじゃなくイ神父の事もわかった上でも許したんですね。
出所後行くあてがなければ自分の所に来いと、言うソンサック。
もうかなりぐっときちゃってるチャンリョンですが、素直になれず
荒っぽい言葉で「オートバイの事故に気をつけろ」的な事をいうチャンリョン。
最後、帰ろうとするソンサクを呼びとめて「来てくれて ありがとう
友よ」っていう時の表情すごくいいね。心の中では号泣でしょうに涙をこらえてるような、素直になれない奴が精一杯頑張って伝えた感じが出てて。
このチンピラは初めて人の温かさや友情に触れたんじゃないでしょうか。
2があったらこの人たちの奇妙な?友情物語もどうなるのか気になります。
そしてマルコ神父、復活祭の日(韓国放送時)に復活。「ヒョン」という第一声もいいですね。ところで日本語字幕はヒョン=ヘイルさんになってるんだけど、ニュアンス違うんだよなぁ。
ヒョンはやっぱりアニキか兄さんでお願いしたいです。
クダム署刑事たちもヘイルもギョンソンもそれぞれ自分の罪を償うために、カタをつけます。
桜のシーンがとても綺麗でした。
結局ギョンソンは元クダム署刑事達とチームを組み検事として復活。クダム聖堂には
法王が現れ、ヘイルに聖堂に残るように告げる。全てひっくり返す鶴の一声ですね。
最後はもう新チームでのお仕事が始まっているいる様子。ラストシーンは手入れに行くシーン。
ク刑事の謎の僧侶の扮装も面白いけど、ここはやはりソ刑事のまさかのチャンリョン笑
クムセロクちゃん徹底ぶり。良い仕事してます。
普通に考えたら、収監中の罪人の扮装って無いですけど、最後はこういう遊びで視聴者にファンサービスですね。チャンリョンが愛されキャラだったんだな~とも。個人的には明日、ムンソクさんにも手ぶらで帰って欲しくないです笑
そしてWe Will be Back
この言葉信じて待ちたいですね。
最後、余談です。
クダム聖堂に訪れた「パパ~」をみて思いだした。
11月来日された教皇ですが、教皇関連の本をパラパラとみていたら、目にとまったお言葉が。
「神聖とは何かすごい事をやってのける事ではありません。普通のことを愛情と信仰心を持ってすることなのです」
ナムギルさんがインタビューで、「ナムギルさんにとって正義とは?」ときかれたその答えを思いだしました。
「正義はそんなに大げさなものではなく、人が生きていく中でお互いに対する理解や配慮ができること、また、最も基本的なことから外れないことが正義だと思います。」
教皇とナムギルさんを同列に語ろうというのではないですが、又、神聖と正義と少し異なりますが
教皇のその言葉をみてナムギルさんのこの言葉を思い出した私です。
昨夜、改めて日本語字幕版を18話から最終話まで観ました。結局午前3時ぐらいまでみちゃったんですけど何回みても見入っちゃうのが良作なんでしょうね。
ナムギルさんの演技が韓国でよく言われる名品演技なのは言うまでもないんですけど、キムヘイルは表情がチャーミングですね。ナムギルさんは表情豊かなキャラをしたらすごく引きたつ魅力があるなーと改めて。。。
ホイムもピダムもそうなんだけど。
すごい細かいところなんですが18話でギョンソンの家でギョンソン、ク、ソ刑事、ヘイルで作戦会議?をしているときに金庫の金が入った袋に発信機を仕掛けた話をしてるシーン。
いつ?とク刑事に聞かれヘイルが「さっき」(アッカ)っていうシーンがあるんだけど、ここの言い方(声)と表情ツボなんです。台本に「アッカ」って書いてるだけでしょ?なのに惹きつけられちゃうなぁ笑
さて、最終話。無機質なコンクリートの建物内に全身黒づくめで目だけ刃物のように光らせたヘイルがジョンゴンと対峙している19話の続きから。
因みにこの建物が異様な雰囲気で、あの階段も奇妙だし何だろうな~と韓国放送当時、気になって探してみたところ
抱川市にあるデジン大学(大真大学)の体育館の地下だそうです。他にも沢山のドラマや映画でも使われていたみたいですね。芸能人の卒業生も割と多いらしい。
大勢のチンピラ共を無駄な動きのない戦い方で次々と倒していくヘイル。
最後にイジョンゴンに銃を突き付けます。「撃て」「俺とお前は同じだろ」と挑発するジョンゴン。
駆けつけた仲間たちは、撃たせまい、こっち側にヘイルの心を戻そうと
必死で言葉をかけ続けます。
緊迫した状況。
突きつけた銃口はイジョンゴンの額を狙ったままですが、手も震え次第に目から殺気がなくなっていきます。ここはナムギルさんの演技の素晴らしいとこですけど、銃を構えていても途中から眼が変わるんですよね。その時点で撃たないなと伝わりました。
シスターの台詞もいいです「ここにいる人は仲間で味方で神父さんに救われた人です。あとは自分を救って下さい」
いばらの道を独り行くのではなくて、もうヘイルはそんな事しないでいいのですよね。
そしてナムギルさんも名台詞の一つとして挙げている
「7回どころか77回許すべきだ」というのが出るわけですよね。
この言葉はマタイによる福音書十八章からの引用した形で告げられるので本当に神父さんらしい言葉です。
(参考:そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
イエスは言われた。
「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」)
銃を下ろしたタイミングで頰をつたう一筋の涙。。。美しいです。
身体は要員でも心はもう神父以外の何者でもなかったキムヘイル。
きっと亡くなったイ神父も微笑みながら頷いている事でしょう。
手錠をかけられて連行されるジョンゴン。
ヘイルにも笑顔が戻ってほっとした瞬間
ジョンゴンが往生際悪く最後の悪行に出ます。全くこいつはどこでまでもヘイルに固執する奴です。クデヨン刑事が正当防衛で撃った銃弾は胸に。絶命するジョンゴン。
そんなジョンゴンにさえ神の慈悲を乞うてやるヘイル神父。
そしてイ神父の無念の死も晴らされ全て解決。
クダムカルテルの面々も皆、収監されて、てんやわんやの不協和音、死人に口無しのパク議員に罪をなすりつけようとしたところが、大反転があり脚を組みながら車椅子で登場するパク議員。ここも面白かったです。
収監されおかっぱ頭から短髪になったチャンリョンに面会に行くソンサック。このシーンも良かったなぁ。
まだ素直になれないチャンリョン。
ソンサックも彼を許していますよね。度量の大きい奴です。自分へのいびりだけじゃなくイ神父の事もわかった上でも許したんですね。
出所後行くあてがなければ自分の所に来いと、言うソンサック。
もうかなりぐっときちゃってるチャンリョンですが、素直になれず
荒っぽい言葉で「オートバイの事故に気をつけろ」的な事をいうチャンリョン。
最後、帰ろうとするソンサクを呼びとめて「来てくれて ありがとう
友よ」っていう時の表情すごくいいね。心の中では号泣でしょうに涙をこらえてるような、素直になれない奴が精一杯頑張って伝えた感じが出てて。
このチンピラは初めて人の温かさや友情に触れたんじゃないでしょうか。
2があったらこの人たちの奇妙な?友情物語もどうなるのか気になります。
そしてマルコ神父、復活祭の日(韓国放送時)に復活。「ヒョン」という第一声もいいですね。ところで日本語字幕はヒョン=ヘイルさんになってるんだけど、ニュアンス違うんだよなぁ。
ヒョンはやっぱりアニキか兄さんでお願いしたいです。
クダム署刑事たちもヘイルもギョンソンもそれぞれ自分の罪を償うために、カタをつけます。
桜のシーンがとても綺麗でした。
結局ギョンソンは元クダム署刑事達とチームを組み検事として復活。クダム聖堂には
法王が現れ、ヘイルに聖堂に残るように告げる。全てひっくり返す鶴の一声ですね。
最後はもう新チームでのお仕事が始まっているいる様子。ラストシーンは手入れに行くシーン。
ク刑事の謎の僧侶の扮装も面白いけど、ここはやはりソ刑事のまさかのチャンリョン笑
クムセロクちゃん徹底ぶり。良い仕事してます。
普通に考えたら、収監中の罪人の扮装って無いですけど、最後はこういう遊びで視聴者にファンサービスですね。チャンリョンが愛されキャラだったんだな~とも。個人的には明日、ムンソクさんにも手ぶらで帰って欲しくないです笑
そしてWe Will be Back
この言葉信じて待ちたいですね。
最後、余談です。
クダム聖堂に訪れた「パパ~」をみて思いだした。
11月来日された教皇ですが、教皇関連の本をパラパラとみていたら、目にとまったお言葉が。
「神聖とは何かすごい事をやってのける事ではありません。普通のことを愛情と信仰心を持ってすることなのです」
ナムギルさんがインタビューで、「ナムギルさんにとって正義とは?」ときかれたその答えを思いだしました。
「正義はそんなに大げさなものではなく、人が生きていく中でお互いに対する理解や配慮ができること、また、最も基本的なことから外れないことが正義だと思います。」
教皇とナムギルさんを同列に語ろうというのではないですが、又、神聖と正義と少し異なりますが
教皇のその言葉をみてナムギルさんのこの言葉を思い出した私です。