「感染家族」DVDみました
感染家族Blu-ray。
でも一応、到着してすぐ特典映像だけは確認しました。
特典映像は全部観たことがあった映像で特筆するものは特にナシ。。。。
改めて感想ですが。。。(ネタバレ有り)
前も書いたけれど家族愛とか恋とかゾンビとかが笑いと涙に包まれていい感じ。
普段は一見それぞれ別の方向向いてるような家族ですが
危機に瀕すると、なんやかんや言いながらも必死に助けあうんですよね。
家族ってそういうものかもしれません。
ミンゴルはヘゴルの事を母親を知らずに育ったかわいそうな子、と思ってるしヘゴルは、自分のせいで母親が亡くなってしまい、父や兄達に申し訳ない気持ちでいます。
心の底ではお互いを思いやっているんですね。。
ナムギルファン目線的には、お調子もののぶっ飛びキャラ、ミンゴルが楽しいです。
パクイナンさんとまた親子になった再共演は良いですね。「頑張れクムスン」のチョンワンがかわいそうすぎたので感染家族のパク一家が笑えてなんだかスッキリ。
「起きろ」と、交通事故死のチョンワンの亡骸にすがるお父さん(頑張れクムスンより)

それが今回はこんな息子

まるであの時のけつバットの復讐かのような笑

ナムギルさんの演技で好きだったシーンの細かい部分。ソファーに座る家族3人を前にゾンビについて講義するミンゴルの痙攣再現シーン。「ふざけるな」って言われてすぐとまらない痙攣の余韻がいい笑
あと、「リ バイ バル」のバルの声がいい声すぎる。
チョンビの匂い付き服を身につけて、ゾンビのフリをしてゾンビ大群の中へ突入するシーン。
ナムギルさんの下手な芝居をする芝居というのを初めてみたので新鮮。ミンゴルゾンビの発する声が「ウォー」とかじゃなく「エッ、グエッ」みたいな短いとこもツボ笑
最後のシーン、ワクチン接種?シーンで集まって来るゾンビ達に拡声器で「皆のものー並ぶがよいー」っていう前に拡声器をフッと吹くでしょ、そこがいい。いかにも得意げで「やったろかぁ」な感じが出てて。
ナムギルさんのそういう細かい演技もセンスのなせる技。なんていうかーフランス人じゃないけどエスプリってやつよね。エスプリが効いてると思うんだけど~。いかがでしょうか~。
ところでこの映画の公開当時と今とでは同じセリフでも違ってきこえる部分が。最後の方でゾンビ達から脱出成功しトンネル前に辿り着いたカーラジオから聞こえる言葉。「これより非常事態宣言を発令します。国内に致命的ウィルスが蔓延しています。外出を控え感染者との接触を避けて下さい。」これ今現実に起こっている事に近いじゃないですか。続けて、ラジオは感染後に回復した人に呼びかけています。
その人が人類の希望になり得るという事で
マンドク父さんがまさにその人となるわけですが。。。
現実世界ではワクチンをどっかの誰かが独占しようとしたなんていう話しも聞こえてましたがこのラストシーンのパク一家のように苦しんでいる全ての人に分け隔てなく無償の勢いで行き渡る日が早くきますように。