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別れる決心

昨日は17日から封切られた映画「別れる決心」を観ました。自らすすんですごくみたいっていうほどでもなかったのですが友達が誘ってくれたのと、ナムギルさんも没入して観たと言っていたので丁度よい機会でした。
ナムギルさんは最後の海のシーンで「後ろにいるじゃん!後ろだって!どこ探してるんだよ!」というほど没入したと仰っていましたね。
映画をみてなるほど、これは言うわと納得。

とにかく、パクチャヌク監督作品というのが一番ウリの映画だと思います。
巨匠の部類に入る日本でも人気の監督ですが、「オールドボーイ」が有名ですね。「お嬢さん」とか。。。
私は「オールドボーイ」と「渇き」しか観た事なかったのですが、「渇き」なんかもそうだけどけっこう官能的なんですよね。
「お嬢さん」もそうらしいですけど。

その感じかと心構えをもって行ったけれどそんな事はなかった。
でも直接的なそういうシーンはないのになんとも言えず官能的でした。




ネタバレなしのあらすじ(公式ページより引用)

男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュンと、被害者の妻ソレは捜査中に出会った。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”のはじまりだった・・・・・・。



刑事と被疑者間でお互いに抱いてはいけない感情。。。
なんとなく「無頼漢」を思い出しました。
ジェゴンがヘギョンに堕ちて、職務より自分の感情に正直であったら最後はこのヘジュン(パクヘイル)のようになったかもしれないと思って観ていました。やることやってるしジェゴンのほうがヘジュンより悪い男(笑)このヘジュンは真面目なんですよね。そういう人のほうが危ういわ。

途中、あぁこれが匠の仕事かと思うような特徴的なカットとかいろいろありました。
集中してみないとわけがわからなくなりそうで、(特に2番目の事件以降の展開)
今思い起こしてみても細かいところがよくわかってなくてもう一度みたいという気持ちがあります。
一度といわず、3回ぐらいみないとすっきりしないかも。
かといってまた映画館にわざわざ行く気はしないので配信になったらみてみたい。

友達も良かったと言ってました。ヨーロッパにありそうな映画とも言ってました。
パクチャヌク監督の他作品の延長線上にこれがあると思うと腑に落ちるというようなことも言ってたな。
そういうことってたしかに、あるよね。なんでもそうかもしれない。文学作品でもなんても。
好きな監督とか作り手のうみだしたものは全部みたほうが理解が深まるのかもしれません。

特に映画好きな人はハマる映画だと思います。


そのあと台湾料理を食べたのですが何を食べてものんでも美味しかったです。
自家製パイナップルケーキが売っていてラスいちだったのですが買って帰ったら
今迄食べたパイナップルケーキの中で一番美味でした。
台湾に行ったことがないので行ってみたいです。
このお店が夜の営業がなかったので2件目で更にのみなおし。
ここもアジアンなお店でしたが美味しかった。
良い映画に良い飲食。良い夜でした。