ナムギル個別インタビュー
出てきてますね。今一番ラッシュなのかな。
たくさんありますけど興味深かったものを記録に残しておかなければ。
<インタビュー>キム・ナムギル「ジャック・スパロウに義理を加えました」
OSEN=パクヒョンミン記者l 2014.07.24 より
俳優キム・ナムギルが独特なキャラクターで我々のそばに帰ってきた。
来月8月6日に公開する韓国版海洋アクションアドベンチャー映画「海賊:海に行った山賊」
(以下「海賊」)での話だ。
23日に映画「海賊」マスコミ試写会及び記者懇談会を終えた直後、
メディアを通じて取材陣と作品について話をしたキム・ナムギルと翌日、
ソウル市鍾路区三清洞の近くのカフェに座って
前日の記憶を引き出し、また一度のおしゃべりタイムを開始した。
#キム・ナムギル この男は面白い

いつも画面から見えていたキム・ナムギルの姿とは全く違った。
重低音ではなくハイトーンに近い声で、面白い話が続き笑いの絶えない現場だった。
映画「海賊」でキム・ナムギルが演じた山賊の親分チャン・サジョンの
キャラクターと似ていた。
以前ソン・イェジンが「チャン・サジョンは普段のナムギルさんの姿だ」と言っていたのが、十分に理解できた。
「チャン・サジョンは僕に近いです。何に対しても肯定的でしょう。
官軍たちに追い回される緊迫した瞬間にもずっと笑っていられる愉快なところは
同じです。
人はワンパターンでは生きていけないでしょう。
相手がどんな人なのかによって態度なども違うではないですか(笑)」
キム・ナムギルに対する一般大衆の見方は変わらず「クール」がほとんどだ。
これは確かに多くの作品の中で冷血な悪役を演じてきたせいである。
そのため考えとは180度違う姿を目の前にしても、受け入れるのが少し難しい部分もある。
「今までこのような姿をどうして隠していたのか? 」と聞くと「人見知り」という単語で答えを続けた。
「何も言わないと鋭く見えます。『クールだ』、『悪い』という話をよく聞きます。
映画『カン・チョルジョン:公共の敵1-1』の時も『毒々しく見える』と言われました。
今もそんな感じがあるんですが。これはノワールのロマンスに対する
未熟な浪漫のせいです。
香港映画の中でトニー・レオンが演じた役に対する渇望があったんです…
そういうところがダメなんですかね? (笑)」

#いらっしゃい、時代劇は慣れている?
時代劇作品のキム・ナムギルの姿は大衆には見慣れている。
キム・ナムギルという俳優を知らしめたドラマ「善徳女王」そして作品性が認められた映画
「美人図」でのキム・ナムギルの姿が未だに脳裏に深く刻まれている。
「時代劇に対するプレッシャーはありました。また戻ることが難しくないかとも思いました。
空白期間があったので退歩してしまったのではないかと焦りもしました。
ドラマ『サメ~愛の黙示録~』で俳優という職業について真剣に考え直したりもしました。
失敗を挽回しようという考え、ラクに接近することのできるキャラクター、
国内では初めて扱われる海賊という素材、そういったことが僕を映画『海賊』へと導いたのです」
彼は知人の表現を借りてドラマ「サメ~愛の黙示録~」を野球に例えた。
「アウトではなくファウルだ」と強調した。ドラマ「サメ~愛の黙示録~」が
自身の俳優人生でものすごい滋養になったとも語った。
「滑る部分があれば、また上がってくればいいんです。肯定的に考えました。
良くないことがジェットコースターのように繰り返されるけど、
ただ大通りだけを走って突然滑るよりも、よっぽどいいかと思ったんです。
確かに私にとって薬になる時間でした」
#ジャック・スパロウに“義理”追加
「海賊」は映画のタイトルによって登場からハリウッド映画
「パイレーツ・オブ・カリビアン」と比べられた。これは「海賊」マスコミ試写会及び記者懇談会で
イ・ソクフン監督が「『海賊』が『パイレーツ・オブ・カリビアン』よりはるかに面白い」と
あふれる自信を見せた発言でさらに火がついた。
「僕は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを楽しんで見ました(笑)。
ジョニー・デップと比較されること自体がとても光栄ですよ。
『海賊』という素材の映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン』を参考にするしかないんです。
参考にはしたけど、チャン・サジョンをどうしたら東洋的で韓国的なカラーが出せるか悩みました」
たゆまぬ努力の結果だろうか。映画「海賊」のチャン・サジョンは
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)とは明らかに違う。
ジャック・スパロウ特有の愉快な路線を保ちながらも、高麗時代の“別将”(武官職)だった過去の身分、
兄弟のような同僚たちの存在、イ・ソンゲ(李成桂)に刀を振り回すほどの覇気などといったものが、
チャン・サジョンというキャラクターを完成させた。

「ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウの愉快な性格を土台に、
男気、義理、国のために命をかける忠誠心などのような韓国的な情緒を加えました」
映画「愛の運命-暴風前夜-」以来4年ぶりのスクリーン復帰。
そしてさらに今まで見せたことがないコミカルなキャラクターだ。
キム・ナムギルは自ら「演技に力を抜いた。現在進化中」という表現を用いて、
作品に期待してほしいと語った。
「またスタートラインに立っているようです。最初から始めるという姿勢で臨みました。
重い感じのジャンルでも力を抜いてラクに演じられる時、それが『進化』だと思います。
そうなれたら、ロマンティックコメディのジャンルにも挑戦できるのでは
ないでしょうか?
まだ無理です。これから知っていく段階ですから」
「ならず者」が終わったらきっとラブコメの話がくるんじゃないか?と
思っていたけど、まだ受けないつもりでしょうか?
私のような素人が思ういい演技とか魅力ある演技とナムギルが思う
それは全然別次元なものなんだろうな。だからどこまでもナムギルが
謙虚で自分に対して過小評価してるように思えてしまう。
おごる人に成長はないと思うけど。。。
重い感じのジャンルでも力を抜いてラクに演じられる時
これが目下のナムギルの目標なんですね。そうか〜。わかったよ。
ずっと応援しています。