小さな映画館(追記あり)
シネマート六本木が6月14日をもって閉館となるそうですね。寂しい。
8月8日で定期建物賃貸借契約が満了を迎えるため、だそうです。
私は、ナムギル祭でしか行ったことはありませんが
長い間、アジア映画専門館として韓流、華流ファンに愛されてきた
映画館が閉館というのはとても残念です。
ナムギル祭行った方は懐かしいですよね。ナムギル祭(2012年)の詳細
うちの近所にも、シネコンができる計画があるとききました。
もちろん、無いよりあったほうが嬉しいにきまってるけどミニシアターが閉館していって
シネコンばかりになったら味気ないな。
そういえば先週行った日本一小さい映画館「UPLINK(アップリンク)」も
良かったです。
見に行った映画は『山口冨士夫/皆殺しのバラード』
冨士夫さんは、「日本のジミヘン」「ギターの神様」っていうイメージの
1949年生まれのギタリスト(兼ボーカリスト)。私は80年代後半から90年代頭にかけて
彼のバンド、ティアドロップスのライブをよくみにいってました。
もともと大好きだったバンドのBO GUMBOSと懇意のミュージシャンだった為
そこから知り、行くようになったのです。
もし興味ある方は山口冨士夫 Wikiご覧ください。(とんでもないような)不慮の事故で2013年に亡くなりました。
映画は彼の晩年の活動のドキュメンタリー。貴重な映像で、これがあってよかったです。
事故のことはすぐに知ったのですが、釈然としないまま今まできてしまいました。
しかもこの映画、最初の公開時は、見に行けなかったのですがUPLINKが
そのものズバリ「見逃した映画特集2014」という
企画をしてくれたおかげで、見ることができました。
これで私なりのお別れができたような気がします。
映画のほうはこちらからUPLINK内のページ
UPLINK(渋谷)は配給会社が経営するミニシアター。
昔からあるんだそうですが初めて行きました。様子を知らなかったので
目からウロコでした。30数席の座席は映画館の椅子じゃなくて一人がけのソファ。。。
それがひな壇的に並んでて、列ごとにデザインも違うし。
入室した時はすでに、満席に近くて一番前の席しか空いていませんでした。
この最前席はもうほぼ座椅子なの。リクライニングソファというかかなり
背もたれが後ろに倒れた状態になっていてお家みたい笑
おもいっきり体を預けると足は前に伸ばした状態になって完全におうちモードで
隣に他人がいるのが違和感(笑
まだ行ったことない方は一度行ってみると面白いかも。
今やってるこれとっても面白そうでした。

この男性が一瞬ナムギルにみえた貴女(いるかな笑)病気です、ナムギル欠乏症です

UPLINKの1階のカフェ、タベラのご飯も美味しかったです。
モロッコ料理、よかった。そうそう、このバンドのライブに一緒に行っていた
いとこのオンニと一緒でした。(20年サイクルで好きなものがかぶっていますね)
トルコ風ラム肉と白いんげんの煮込み モロッコチキンクスクス添え
モロッコチキンには気になっていた塩レモンが入っていた。(塩麹の次にキテる?と
勝手に思っている塩レモン笑)
デザートはベリーと栗のタルト生クリーム添え
フォンダンショコラのラムレーズンアイスクリーム添え


私、ナムギル欠乏で色気じゃなくて食い気に走ってしまっている気がします。
あか~~ん

というか、、、ミニシアターが無くなったら寂しいというお話でした。
例えば「海賊」とかたぶん「パンドラ」とかも大スクリーンで
みたらいい感じだけど、「暴風前夜」とかたぶん「無頼漢(ならず者)」みたいなのは
しっぽりとミニシアター系で味わいたいなとかそういう情緒があるかな~、と。
ライブハウスも個性さまざまでそういうのがコンサートホールやドームに
無い味だったりするのと同じね。そういうこともけっこう大事だよな。。。
長~くなってしまいました。ここまで読んでくださりありがとうございました

追記
海賊ですが「パイレーツ」として
TOHOシネマズ新宿などで上映決定の
ようですね。
大きな映画館で。。。シネマトゥデイ こちら